シニア向けダイビングの始め方、楽しみ方、ショップの選び方を徹底紹介!
定年退職後、スキューバダイビング(以下、ダイビング)に挑戦してみたい!でもシニアからはじめられる?楽しめる?
そんな疑問をお持ちのあなた、ご安心ください。
宮古島のダイビングは、足が着く水深からゆっくり水に慣れることができるビーチスポットから、初心者でも楽しめるボートダイビングスポットまで様々な場所が選べます。
ダイビングは1年中いつからでもはじめられ、水中の世界に興味がある限り、一般的に10歳以上なら何歳であっても楽しむことができます。
とは言っても不安はつきもの、体力的にも気になりますよね。
この記事ではシニアにとってのダイビングの始め方や楽しみ方、注意事項、ダイビングショップやサービス(以下、ダイビングショップ)の選び方を紹介します。
スキューバダイビングを始めることへの不安を解消し、踏み出せなかったダイビングの第一歩のきっかけになると幸いです。
なお、本記事で紹介するダイビングの規定やライセンスはダイビング指導団体PADIを基本としています。
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目次
Toggle年齢の上限はないけど心身共に健康であること
スキューバダイビングは10歳前後からと、年齢の下限はありますが上限の規定はありません。
※下限は各指導団体とコースにより異なる
ただ、ダイビングショップによっては年齢の上限を設けているところもありますので、検討されているショップがあれば直接問い合わせてみましょう。
シニアにとって知っていてほしいことは年齢の制限よりも、身体的な内容の制限の方が多くあります。
健康面での条件
ダイビングをするにあたって年齢を問わず設けられている条件があります。
それは病気の有無。具体的には、耳鼻喉頭・循環器系・呼吸器系の病気、てんかん、ぜんそく、心臓疾患などがあり、当日の状態としては疲労状態や風邪もNGです。
不安のある方はあらかじめ医師に診てもらい、ダイビングは問題ない旨が記載された診断書をもらいましょう。
メディカルチェックと診断書について
上述の健康面の条件に該当しない方でも、ダイビング前に「ダイバーメディカル・チェックシート」というものがあり、該当する項目によっては「医師の診断書」が必要な場合があります。
このメディカルチェックは老若男女、健康状態の良し悪しに関わらず、ダイビングをする際は誰でも必要です。
ダイバーメディカル・チェックシートはダイビングの申し込み時に渡される、あなたの健康面を確認する用紙です。
細かいチェックなので確認が面倒に感じてしまうかもしれませんが、特にシニアの場合、該当する項目が出てくる割合が多くなるかもしれません。
大事なことなのでなんとなくチェックしていくのではなく、しっかりと内容を確認しましょう。
もし医師の診断書が必要になった場合は、規定の申込用紙、ダイバーメディカル・チェックシート、診断書(医師の所見と署名によるダイビングの許可)のセットを提出することで、ダイビングの予約・受付が完了となります。日程に余裕を持ったダイビングの申し込みがおすすめです。
なお、メディカルチェックは申し込み時に毎回必要ですが、その度に診断書を医師に発行してもらうわけではなく、診断書は発行から1年間が有効とされています。診断書をコピーして使用してください。
※2024年2月時点の規定です。
日々の適度な運動を心がける
適度な運動。年齢を重ねるほどよく聞く言葉ですよね。
「わかってるよ」と言いたくなると思いますが、ダイバーにとって非常に大切なことなので改めてここでトピックします。
趣味でのダイビング(以下、レジャーダイバー)は、何かを競うことが基本的にはなく、水中で浮遊し続けるといったことがほとんどなので一見体力的には楽に感じます。
しかし、10kgを超えるシリンダー(空気が入ったボンベ)を背負って陸で準備をしている間、ある程度は足腰がしっかりしている方が安全です。
特にビーチダイビング(顔を海につけて潜れる場所まで岸から歩くダイビングスタイル)の場合は、ビーチでシリンダーを背負い海に浸かるまで自身の体重とシリンダーの重みがセットで負荷がかかるので、かなりの体力が必要です。
体力といっても、筆者の経験上は運動が苦手な75歳の方と一緒にビーチダイビングを楽しんだことがあるので、少し体力があった方が快適だな、くらいの認識でいてください。ある程度はインストラクターのサポートにも頼りましょう。
また、水中はいつも波や潮流が穏やかとは限りません。目的地まで流れに逆らって泳ぐこともあり、運動不足の身体にはなかなかこたえます。
通常のスポーツと同様に、ダイビングも日々の健康管理と体力作りが、快適で安全に楽しむ秘訣です。健康的な習慣と快適なダイビングを味わえる、一石二鳥ですね。
補足ですが、どんなに適度な運動を心掛けていたとしても体力的に苦手な環境は誰でもあります。
気負わずに、例えば身体に負荷のかかるダイビングは避けたい、流れが穏やかなポイントが良い等を、スタッフにリクエストしましょう。
快適なダイビングはあなただけでなく、スタッフにとっても届けたいサービスなのです。
シニア向けの体験ダイビング
体験ダイビングは水深5m前後をガイドインストラクターに手を引かれるような形で水中を体験するアクティビティです。
対してダイビングライセンスは、取得するコースによりますが水深18m前後を個々で楽しむことができるようになるアクティビティです。
年齢を問わず、ダイビングをこれからはじめようとする方にとってはどちらにしようか悩むところですが、シニアにとって重視してほしいポイントがいくつかあります。
マンツーマン、もしくは少人数制
体験ダイビングでなくても言えることなのですが、マンツーマンか少人数制を謳っているダイビングショップを重視してください。
理由は、運動能力や体力が低下する年齢の方は、遠慮せずにしっかりスタッフに頼って欲しいからです。
ベテランで万能なガイドスタッフでも利用者が1人多くなるだけで、1人に対する集中が分散してしまいます。
体験ダイビングの場合、予約する側は「一度きりの短い体験だから」と少しでも安価なところを検討しがちです。安価ということは受け入れ側も極力コストを抑えるために、ガイドスタッフ1名に対し利用者の人数を3〜4名にする可能性があります。
3〜4名って少人数じゃないの?と考えがちですが、体験ダイビングの理想人数はガイドインストラクター1名に対し利用者は1〜2名です。
多忙な時期になると理想人数での体験ダイビングは予約が取りづらくなるので、早めの予約かオフシーズンを狙いましょう。
沖縄でいうと、オフシーズンは10〜4月です。※与那国島など、一部の島を除く
予約をたくさん入れないお店
マンツーマンや少人数制のところでは考えにくいですが、より多くの受け入れをするため双方にとって過密なスケジュールの可能性があります。
受け入れ時はとても寛大なのに、問い合わせの連絡をとり始めてから時間帯にシビアな案内や提案がある場合は要注意。また、他の予約者の都合に触れ過ぎる内容の場合は避けた方がいいでしょう。
例えば、繁忙期は1日に6回もの体験ダイビングを開催するショップがあります。1回の参加者に1時間〜1時間半程度しかかけられないので、急がれたり、説明や練習を省かれたりしたら本末転倒です。目的の景色に辿り着けないかもしれないし、安全面でも不安です。
ただ、貴方のスケジュールや宿泊先、見合うダイビングポイント(潜る場所)を考慮した上での案内の可能性もあります。
気になったらお店にとって過密な日なのかを聞いて、受け入れに余裕のある日時やショップにしましょう。
シニアのダイビングライセンス取得はここを重視
シニア向けのコースがある
シニア向けの案内があるダイビングショップは数多くありますが、シニアのためのコースがあるところは意外と少ないです。
もちろん通常のコースでも年齢に合わせた配慮や案内はありますが、あくまでも通常コースなので運動能力や体力に問題のない若者と同じチームになることは多くあり、組み合わせによっては少々大変な思いをすることも。
シニアのためのコースの場合、年齢を50歳や60歳以降に限定し、インストラクターとマンツーマンで講習ができるという内容がほとんどで、個々の体力や技術に寄り添ったサービスをメインとしています。
シニア向けのダイビングコースを受講することによって、より快適で安全なダイビングの一歩を踏み出すことができますよ。
ショップの立地や、ライセンスを取得したい場所(海)は大事ですが、シニア世代にフォーカスするダイビングショップもぜひ考慮してください。
なお、ダイビングスクールマレアではシニアダイバープランを提供しており、シニアの方に割合が多い追加の講習料を全て無料で行っております。こういったコースを受講して基本のライセンスを取得してから、宮古島や石垣島の海に潜りに行くことがおすすめです。
上級資格のインストラクターがいる
PADI(ダイビング指導団体)の場合はコースディレクターという最高峰ランクのインストラクター資格があり、その数は世界中のPADIプロダイバー人数の1%も満たないと言われています。
このコースディレクターが在籍するダイビングショップのインストラクターは、常にスキルや知識を向上できる環境であり、受講する方にとって大変安心できる環境です。
ちなみに日本国内のダイビングショップは約2000件、そのうちコースディレクターの資格を持つ国内のインストラクターは約70名と、コースディレクターが在籍するショップはかなり希少です。
もし検討中のショップが複数ある場合、ぜひコースディレクターが在籍しているかどうかも判断材料にしてください。
シニアへのおすすめはダイビングライセンス取得!
ダイビングをはじめるにあたり、体験ダイビングとライセンス取得、シニアにとっては結局どちらが良いのでしょうか?
単刀直入にいうとダイビングライセンスの取得です。
取得するコースによりますが、どのコースにしても体験ダイビングに比べダイビングエリアの制限が少なく、たくさんの地域とダイビングポイントが楽しめるというメリットがあり、これはシニアでなくてもいえます。
年齢を問わずおすすめしたいダイビングライセンス取得を、特にシニアに推したい理由。それは、ダイビングは年齢や運動能力に関わらず楽しめるということはもちろん、水中以外にも楽しめることがたくさんあるというところです。
家族や友人、仕事関係以外で新たな人間関係・趣味仲間が生まれ、ダイビングをしなければ出会うことがなかった人と、気が合えば在住先に関係なくダイビングや旅行、食事を共に楽しむようになる機会がとても増えます。
子育てや仕事など目まぐるしい日々に追われていた時期を超えた年齢だからこその、新たな魅力あふれる世界です。
また、ダイビングを趣味とすることで、今まで知らなかった国や日本の離島を知ることができ、旅行先の幅が広がります。
これはダイビングライセンスを持っているからこそ広がる楽しみの幅です。
現に筆者は10年弱でたくさんのシニアダイバーの誕生を見てきましたが、ダイビングライセンス取得後、ダイビングを継続している割合がシニアの方はとても高いです。
体験ダイビングもライセンス取得もどちらもダイビングを楽しめる時間であることに変わりはないのですが、もしどちらか迷っている場合は、ぜひライセンス取得を前向きに検討してください。
体験ダイビングの違いとは?ダイビングライセンス取得のメリット
シニアダイビングの注意点
ダイビングだけでなく、新たに始めるスポーツは運動能力が低下してくるシニアにとって注意が必要なもの。スキューバダイビングであれば、上述の通りメディカルチェックや診断書があります。
逆にいうとそれだけしっかりとダイビングを安全に楽しめるような環境が揃っているということ。
必要以上に気負わずに、これから紹介する注意点を把握して楽しみましょう。
少人数制のファンダイビング
少人数ダイビングの重要性は、上述のシニア向けの体験ダイビング、ライセンス取得で説明しましたが、ファンダイビングも同様です。
ファンダイビングとは、ライセンス取得後にダイビングガイドやバディ(一緒に潜るダイバー)と共にダイビングを楽しむコースです。
ライセンス取得後のファンダイビングでも少人数制を気にするの?と疑問になりそうですが、もちろん例外はあります。
レスキューダイバーやマスタースクーバダイバー(PADI)というアマチュア最高峰のランク、ダイブマスター(PADI)というプロへの第一歩のようなコースを取得した方は自己管理ができるので問題ないですが、陸上・水中に関わらず少しでもガイドのサポートを受けられるサービスが安心する方は、少人数制のファンダイビングを行うダイビングサービスを重視しましょう。
では少人数とはどれくらいの人数なのか?
それはガイドスタッフ1名に対して1〜4名。もし5名以上であればアシスタントスタッフがつくという環境です。
安過ぎない価格
体験ダイビングもファンダイビングも、シニア向けや少人数制でも通常価格で提供しているダイビングサービスが多いです。
相場は15,000〜20,000円前後。
体験ダイビングが10,000円以下の場合、価格は魅力的ですが少人数制ではない場合や時間が短いケースがほとんどで、シニアに寄り添ったダイビングは難しいため避けましょう。
ファンダイビングはどのダイビングポイント(潜る場所)に行くかで変動し、シニアかどうかという金額ではないため価格での判断は難しいです。
ファンダイビングの場合は価格というより少人数制か、シニアのサポートを重視しているのかというところをみましょう。
ダイビングライセンス取得コースは少々変動があります。
ダイビングライセンスの相場は1人5〜8万円ですが、シニア向けやマンツーマンコースは1人10〜15万円と割高です。
この約5〜10万円のプラスは、あなたがより安全かつ快適にダイビングをするための費用だと考えてください。例えばトレーニングジムも、優秀なパーソナルトレーナーをつけることで高額になりますが成果や快適性・安全性は高まるでしょう。
ただ安くはないので、検討しているダイビングショップが最寄りの場合、お店に立ち寄り、スタッフの雰囲気や自身にとっての相性を確認しましょう。
最寄りではない場合は電話やメールのやり取りなどでも良いです。
ちゃんとした装備
装備に関してはダイビングの第一歩を踏み出した時に把握していてもらいたいことです。
スキューバダイビングは呼吸から移動まですべてを器材に依存するスポーツで、器材が自身に合っていないと水中で非常にストレスがかかり、事故の危険性に繋がります。
例えばマスク(水中ゴーグル)が顔に合っていないと、ダイビング中に水が入ってきます。
フィンが柔らかすぎてペラペラだと、進みにくくて体力がすぐ消耗してしまい、空気の減りも早くなってしまいます。
特にシニアの場合は体力や筋力が若い頃に比べ低下するため、自身の弱点を補足してくれるしっかりとした器材でないと、目の前に広がる美しい水中の景観を十分に楽しむことができません。
これはウォーキングやランニング用の靴、自家用車の性能を考えるとイメージしやすいのではないでしょうか。
一度にすべての器材(ダイビングに必要な器材一式)を必ず揃えないといけないわけではありませんので、あなたにとってレンタルではない方がいい器材は何か、講習を担当するインストラクターに相談しましょう。
スキューバダイビングは何かを競い合ったり必要以上に身体を鍛えたりといったことはありませんので、存分に快適な器材に依存しながら水中を楽しんでください。
ダイビングライセンス取得後の楽しみ方
ダイビングライセンス取得後、結局どうしたらいいかわからないという方が少なくありません。
よくあるケースとしては、日本各地に潜る場所がたくさんあることを知らない、ということです。日本って沖縄以外にダイビングできる場所があるんだ、という意見も多いです。
潜る場所がたくさんあっても、細かな案内ができないダイビングショップを利用していると潜る機会がどんどんなくなり、ライセンスを取った価値がなくなるという、とても勿体無い状況におちいってしまいます。
ここからは潜る場所ではなく、ダイビングを趣味とする上でとても大事なショップ選びのポイントを紹介します。
少人数やマンツーマンを視野に入れてほしいシニアダイバーにとって、とても大切なことなので自身に当てはめながら読んでください。
優しめショップ VS 厳しめショップ
ダイビングショップは個人で経営しているところが多く、良くも悪くもオーナーやインストラクターの特徴が出やすいです。
極端にいえば、マスクもフィンも全部スタッフがサポートしながら装着し、全身が問題ないか再度スタッフがチェックしてくれて、自分の器材なのにスタッフが全部洗って乾かしてくれる甘々なショップから、10kg以上もの器材を全て一人一人が自分で運び、激流の中を泳いで回遊魚を探すような、自分は修行しにきたのか?と思ってしまうほどの厳しいショップまで様々です。
前者の方がよくない?となりそうですが、前者はもはやCカードを保持したダイバーではなく体験ダイビング状態です。
優しめのショップとは?
レジャーダイバーだとしても、Cカードを取得したということは最低限のダイビング知識があり自己管理ができる状態ということです。
スタッフがあなたのことを何から何までやってくれたとしても、結局水中で何かあった時に対処しなければならないのはあなた自身で、ガイドに責任はありません。
極端に甘々なショップとは、殿様ダイブ・お姫様ダイブと言われ、物価が安いフィリピンのセブ島などの東南アジアリゾートでよく見受けられます。
筆者がダイバー6名を引率してセブ島へファンダイビングを行った時は、普段自分たちで行う器材のセッティングから残圧(空気がどれくらい入っているか)の確認を現地スタッフが行ってくれて、でも結局6名全員が自分たちで問題ないか毎回チェックしていました。
嫌がらせや信頼がないわけではなく、少しでも不安を解消し水中を全力で楽しみたいからです。
たまに訪れる殿様ダイブは問題ありませんが、ずっとその環境だけだと、数万円を支払って得たあなたのダイビング知識とスキルがあっという間になくなってしまいますので注意しましょう。
厳しめのショップとは?
次に厳しめのショップについてですが、初心者等のレベル関係なく、ダイビングライセンスを持っている以上、必要最低限は自己責任。
ダイバーとしての危険な行為や海に良くない行動はしっかり指摘・指導されます。近年はそこまで多くないですが、お客様であろうがルールを守れない場合はガイドに怒鳴られるような昭和を感じさせるダイビングショップはまだまだあり、常連の方も多いです。
ルールに対して厳しくするのはスタッフの性格ではなく、利用者の安全と海への配慮を徹底していて、そのことを理解し利用者もファンとなってくれるということですね。
稀に、ただインストラクター本人の沸点が低くて怒りやすかったり、お客様へのサービスをあまりしたくないだけだったりというところもあります。
自己管理といえども、あくまで趣味の範囲で楽しみたいのに、怒られたり注意されたりは、せっかくの休日が台無しですよね。特に沖縄旅行中に気分を害するのは嫌な思い出になってしまうでしょう。
ショップを判断する目安としてのおすすめは、少し甘くて少し厳しいという中間地点。
どっちつかずですが、大事なポイントです。
普段は物腰が柔らかく、ただ、あなたの知識やスキルが落ちないように指摘や指導もしてくれるところです。もちろんあなたとの相性も大切です。
ここは講習中にわかることなので、相性が合わないなと判断した場合は、講習後に気にせず他のショップを探しましょう。
ちなみに、ダイビングショップに限ったことではありませんが、スタッフをお客様の前で怒鳴りつけるようなところは避けましょう。
国内と海外のダイビングショップの選び方
まずは、日本国内でお世話になるメインのダイビングショップについて見るべきポイントはこちら
国内外を問わずツアーがたくさんある
たくさんツアーを開催しているということは、あなたに潜る場所の選択肢が増えるということ。
そしてあなたが海外のどこかでダイビングをしたいという時のアドバイスや注意点を細かく教えてくれる環境にあるということです。
器材のメンテナンス
自分の器材を購入するかが未定でも、器材のメンテナンスをできるところがおすすめなの?と疑問になりそうですが、器材のメンテナンスができるショップは、器材に詳しいということ。つまりダイビング器材に何かあった時の対応力、正確な判断力が高いということです。
もしあなたが自分の器材が欲しくなった時でも、数ある器材の中からあなたに合う器材を提案してくれることでしょう。
次に、海外旅行でお世話になるダイビングショップについて見るべきポイントはこちら
次に、海外旅行でお世話になるダイビングショップについて見るべきポイントはこちら
日本人ガイド在住
日本人スタッフが受付にいるところはありますが、注目してもらいたいのは、日本人の”ガイド”が”在籍”しているというところです。
水中で会話をすることがありませんが、日本人特有のダイビングスタイルがあり、それに合わせたダイビングガイドができるのはやはり日本人のガイドスタッフ。
何かあった時でも、すぐに言葉が通じるスタッフの方が安心ですよね。
自社ボート所有
言葉が通じない環境で乗り合いの船になると、勝手がわからず移動中もストレスになる可能性があり、混み合うのかが当日の船に乗るまでわかりません。
自社ボートであれば使い勝手がわかりやすく、絶対安全とは言えませんが盗難などの不安や心配が少ない環境です。
ホテルが隣接
ホテルがダイビングショップに隣接している環境がおすすめなのは言わずもがな、ダイビング後が楽だからです。
また、待ち合わせの時間に迎えが来ない、場所を間違えたのか確認したいけど電話が繋がらないなどの朝のトラブルも、ホテルとダイビングショップが近ければ近いほど避けることができます。
ちなみに筆者は待ち合わせのトラブルで、その日のダイビング本数が削られてしまったという苦い経験があります。
ちょっとしたすれ違いで、海外での貴重な1DIVEが無くなる可能性があり、その1DIVEに潜れていればジンベイザメやマンタと遭遇していたかもしれません。
その経験以降はホテルの場所はかなり優先度高め、できればダイビングショップと併設しているところを選択しています。
まとめ
少々長くなってしまいましたが、今回紹介したポイントさえ押さえればシニアでも、いやシニアだからこそスキューバダイビングライフを楽しむことができます!
再度シニアダイビングにとって大事なポイントをまとめましたので、ダイビングを始める時、選択に迷った時、ぜひ参考にしてください。
あなたにとって国内外問わず、壮大かつ美しい水中の景観を快適により安全に楽しめる、素敵なダイビングライフになることを願っております。
ダイビングスクールマレアではシニアダイバープランを提供しており、シニアの方に割合が多い追加の講習料を全て無料で行っております。こういったコースを受講して基本のライセンスを取得してから、宮古島や石垣島の海に潜りに行くことがおすすめです。