宮古島のわいわいビーチ
マレア宮古島
ダイビング情報ブログ

宮古島の11月はダイビングも衣替え?秋冬のおすすめスポットを紹介

11月の宮古島ダイビング基本情報

11月の宮古島の平均気温は、23度~28度。最低気温は20度ほどで本州の10月ごろの低さですが、日によっては、最高気温が30度近い夏日もあります。平均水温は、26度~27度でまだまだ快適。それでも、太陽の光が段々と柔らかくなる時期でもあるので、日が陰った際の寒さ対策はしっかりと行いましょう。

特に、水から上がった後のボートの上は、風が当たって寒いので、パーカーやボートコートを着用したり、ドライスーツを着て体を濡らさないようしたりして対策してくださいね。重ね着をするなど、温度調節ができる服装を準備していくようにしましょう。

宮古島ダイビングは宿泊と航空券とダイビングがセットのツアーで予約をするのがおすすめ!宮古島への往復航空券付き宿泊パッケージツアーはこちらから

下地島の洞窟で地形ダイビング

地形ダイビングを堪能できるシーズン

11月のおすすめダイビングポイント3選

おすすめのダイビングポイントは、北風に強い「下地島」のエリア。サンゴホールやツインケーブ、一ノ瀬ホールなど、有名どころに加えて、初心者さんにもおすすめのスポットを紹介します。降水量も少なく晴れ間が多い11月の宮古島は、海況も落ち着いていて透明度も高いのでダイビングにも観光にもおすすめです。

サンゴホール

  • 場所:下地島
  • エントリー:ボート
  • 最大水深:約35m
  • 生物:ハナゴンベ、ノコゴリダイ、アカマツカサ、ネムリブカ、ウミウシなど

下地島に位置する中級以上向けの「サンゴホール」は、秋~冬場(9月~4月中旬)がベストシーズンのダイビングポイント。名前の由来は、最大深度が35mであることやサンゴが多く生息しているから・・・と、諸説あります。

エントリー後は、まずボート下の水深5〜10mのところからスタート。その後、ドロップオフに沿って洞窟内へ。ここは、その深さと薄暗さから、かなりの高確率でネムリブカに会えるスポットとしても有名です。

青い空間に差し込む光が美しいこの洞窟内は、とても暗いため水中ライトがあるとより安全。また、見つけたらラッキーと言われる、ハート型に空いた天井部分があります。ぜひ、ラッキーハートを探してみましょう。

下地島の洞窟で地形ダイビング

岩場を泳いで洞窟へ向かうダイバーたち

ツインケーブ

  • 場所:下地島
  • エントリー:ボート
  • 最大水深:約18m
  • 生物:ハタンポ、アカマツカサ、ツバメタナバタウオ、ハダカハオコゼ

ゴロタの水路でつながった、2つの洞窟(ケーブ)があるダイビングポイントです。北風の時期である秋から冬場におすすめしたい場所で、この時期に潜れる青の洞窟としても有名です。

浅い場所もあるため、体験ダイビングや初心者ダイバー、更にはボートシュノーケリングにも最適。岩に囲まれた洞窟内で、光を背にして優雅に泳ぐハタンポの群れを見たら、この場所のとりこになるでしょう。

岩壁をゆっくり見てウミウシを探したり、魚群に飛び込んでみたり、ユラユラと差し込む光を満喫しているとあっという間に1ダイブが終わります。全体的に浅いポイントなので、キラキラと降り注ぐ光と魚たちの群れを、長時間堪能できるのは最高ですね。

下地島のドロップオフでダイビング

ドロップオフの先は真っ青な宮古島ブルー

一の瀬ホール

  • 場所:下地島
  • エントリー:ボート
  • 最大水深:約30m
  • 生物:ハナゴンベ、キンメモドキ、ウミウシ

ドロップオフから潜降して進むと、巨大なホールがダイバーたちを迎えてくれるダイビングポイント。洞窟内に差し込む、青いスポットライトや光のシャワー、レーザー光線のような光の柱があふれており、映画や絵画の中のような空間が広がります。

時期によっては「キンメモドキの天の川」とも呼ばれる、キンメモドキの大群と遭遇できるかもしれません。湾内全体がホールになっているこの場所は、風や海況が揃わないと行けない場所。

風が弱く波が穏やかで行ける状況の時は、ぜひリクエストをしてチャレンジしてみてください。宮古島三大地形ポイントに負けない、息をのむような幻想的で美しい光景に出会えるでしょう。

11月の宮古島の気温と水温

前記したように、秋から冬場にかけては人気のある多くのポイントで、透明度が高く本格的な宮古ブルーの時期です。本州では紅葉シーズンで冬の匂いがしてくる頃ですが、宮古島ではまだまだ日中は半袖でも過ごせる暖かさを感じられるこのころ。

台風の時期が終わり、海の濁りも取れて真っ青な海がダイバーを迎え入れてくれる季節です。また、11月の宮古島は観光客がそれほど多くないため、オフシーズン料金で、航空券や宿泊代などの旅費も抑えられて穴場なシーズンでもあります。普段よりちょっと豪華な旅も叶っちゃうかもしれません。

宮古島ダイビングのお得なキャンペーン情報はこちらからチェック

ワールドダイブのドライスーツ

11月後半からドライスーツに衣替えするダイバーも

日中は暑いくらいの日もあるのが南国の宮古島。常夏とまでは行きませんが、外にいて陸も海も気持ちの良い時です。それでも、北風が吹く日などは、特に朝晩は冷え込みますので少し厚手の上着があると安心です。水温も、25度~27度と快適そのもの。宮古ブルーの海に包まれて、地上では見られない景色を堪能しましょう。

この時期は、全国的にウェットスーツとドライスーツの方が半々で、切り替えのタイミングでもあります。宮古島ではどのように使い分ければいいのでしょうか?

ウェットスーツなら、起毛素材や身体にぴったりのオーダースーツ、5mmツーピースがおすすめです。これらの保温力であれば、ドライスーツではなくてもあまり寒さを感じることなく楽しめるでしょう。それでも、フードやグローブ、フードベストなどを着て体温調節が必要です。

どちらのスーツが適しているか心配な方は、少々荷物になりますが状況によって変更できるように、ドライとウェットの両方を持って行くのも良いでしょう。

持っていない方もショップと相談して、その日の気温や水温でドライスーツを検討し、寒さを感じることなく快適なダイビングができるようにしてください。また、真夏に比べると、水からボートへあがった後が少し肌寒いです。ボートコートを着用したり、濡れた身体にさっと羽織れるラッシュガードなどを持ち込んだりして寒さ対策はしっかりしてくださいね。

11月は初心者ダイバーによい時期か?

宮古島のわいわいビーチ

体験ダイビングや講習で潜るビーチも透視度抜群

体験ダイビングやCカード取得講習、AOW(アドバンスドオープンウォーター)などのステップアップ講習、ブランクダイバー、本数がまだ少ないビギナーさんにとって、11月の宮古島はベストシーズンのひとつと言えるでしょう。

北風が吹く時期なので、ビーチポイントのある南海岸は透明度が比較的安定しており、入っているだけで楽しい海に出会えます。風が安定すると言うことは、ボートダイビングだけではなく、ビーチ講習などにも向いている海況。特に、初めての方や体験ダイバーにとっては、ビーチエントリーのダイビングは徐々に水深が深くなっていくため安心ですよね。

足が付く場所で、レギュレーターからの口呼吸に慣れたり、自分のペースで無理なく耳抜きをしていったりと、ゆっくり海に慣れていくことが可能です。また、少々船酔いが心配な方や寒さを心配している方、休憩時間にのんびり陸でのチルタイムも楽しみたい方は、あえてビーチダイビングをリクエストしてみるのも良いでしょう。

ビーチには、ボートツアーとはまた違った楽しみがあります。慣れているダイバーであれば、ある程度の風やうねりがあるような海況でも難なくチャレンジできますが、ビギナーダイバーにとってはテクニックや経験値の面から危険なことも・・・。台風の可能性も少なく、天候も海況も安定しているこの時期だからこそ、ビギナーさんには11月がねらい目です。

お客様の数もさほど多くないため、マンツーマンや少人数での講習開催の可能性も高くなります。ピークのシーズンよりも、きめ細かなサービスが期待できるかもしれません。

宮古島ダイビングライセンス取得のお得なキャンペーンはこちらから

11月の宮古島観光におすすめの情報

宮古島産の食べ物を探してみよう

宮古島産の食べ物を探してみよう

ダイビングの前後は、観光や美味しいご飯、お土産屋さんなども楽しみたいですよね。宮古島ならではの食材を使ったお店やおすすめの場所をご紹介。

みやこパーラー ハイサイ
2022年7月にオープンした、地元の食材を使ったレストランです。島食材の旨さを伝えたいと地産地消をコンセプトにしているメニューには、宮古牛のローストビーフや宮古島のビーツと煮込んだボルシチ、地元の浜でとれたカツオ、宮古ニラを使ったニラ醤油など美味しくてお酒が進むメニューがたくさん。

デザートやドリンクには、南国宮古島でとれるフルーツであるマンゴーやシークワーサー、ドラゴンフルーツ、パッションフルーツなどが使われており、南国気分を更に上げてくれること間違いなしです。お店のメインキャラクターは、ちょっとお腹の出た、ゆるくて可愛い「ハイサイおじさん(仮)」


M-style fishing kitchen
宮古空港から車で約15分。観光地価格のお店が多い中で、地元の人からも愛されるこちらの居酒屋はとってもリーズナブル。なんと、お店で提供している魚のほとんどは、店長が自ら釣ってきた地元のお魚達。それらを、フライやピカタ、煮付けなど、お魚が苦手な人にも食べてもらえるように工夫を凝らしています。

また、宮古島の定番グルメ「宮古そば」は、様々なお店で食べて来た方も舌鼓を打つでしょう。

 

この投稿をInstagramで見る

 

M-style(@fishing_kitchen)がシェアした投稿


HARRY’S Shrimp Truck
最近人気のガーリックシュリンプのお店。広い敷地を抜けると、そこには可愛い黄色のバスが出現。このバスが、食事を注文するカウンターになっています。

購入したプレートは、広くて開放感たっぷりの芝生の上やテラス席で食べられます。広い空と心地の良い風、プリプリのエビに絡んだガーリックとバターソースを食べていると、オリオンビールで乾杯したくなっちゃうかも。

レンタカーを借りる方は、ぜひ立ち寄ってみてください。お店の先には、西平安名崎がありますので、フライト前の窒素抜きの1日で、のんびりドライブがおすすめです。


海工房
宮古島の中心部、平良(ひらら)の街中にある雑貨とアクセサリーのお店。20年以上やっているこのお店は、買い物だけではなく「トンボ玉体験」もできちゃいます。安全で丁寧にサポートしてもらえますので、小さなお子様にもおすすめです。

置いてあるグッズが素敵なことはもちろん、優しくてにこやかな店主の人柄も人が集まる理由でしょう。

沖縄近海の宝石珊瑚や宮古島で獲れたサメの歯、本物みたいな宮古島の海のレジンアートなど人気商品が並びます。


下地島空港(みやこ下地島空港)
レンタカーを借りる方は、絶景が見られる伊良部大橋を渡って、下地島空港へ行ってみるのがおすすめ。

新しくておしゃれなこちらの空港は、利用者だけではなく宮古島空港発着の方々も下地島観光ついでに遊びに行くほど。綺麗な空港内には、様々なお土産物屋さんやレストランが入っています。

空港内の壁や天井は、クロス・ラミネーティッド・ティンバー(CLT)と呼ばれる木材がふんだんに使われており、木材利用優良施設コンクールで受賞したのだとか。まるで南国のリゾートホテルのようなその雰囲気は、言われなければ空港だと思えないほどにお洒落です。


11月の宮古島はまだまだ夏のような陽気が続きます。ダイビングポイントは、北風に強い「下地島」のエリアがベストシーズン。降水量も少なく、晴れ間が多い11月の宮古島。

台風も少なく、海況も落ち着いているため、透明度も高くなります。寒くなって来た本州を抜け出して、まだまだ温かい宮古島に夏を感じに行きましょう。

宮古島ダイビングのお得なキャンペーン情報はこちらからチェック

Share